一泊二日 霞ヶ浦サイクリング&キャンプ

2023年10/7-8に霞ヶ浦で1泊2日 自転車 キャンプに行ってきた。湖を眺めながらずっと平坦な道をサイクリングしたり、地元のレストランで美味しいご飯を食べたり、充実した2日間を過ごした。

▽動画(字幕ON推奨)

▽全体コース(合計191km)

一日目(116km): 千葉ニュータウン中央→利根川サイクリングロード→125号線→セブン-イレブン 稲敷古渡店→霞ヶ浦(羽黒山公園)

二日目(75km): 霞ヶ浦(羽黒山公園)→セブン-イレブン 稲敷古渡店→千葉ニュータウン中央

スタートは千葉ニュータウン中央駅から。今回は朝6:00頃出発した。朝焼けが綺麗

利根川サイクリングロード。夏は雑草と虫が多いサイクリングロードだが、この時期は雑草も枯れ始めてきている

うろこ雲が綺麗

あの赤い橋(神崎大橋)を経由して105号→125号を通り霞ヶ浦に向かう

右に見えるのは大杉神社。立派な造りだった。機会があったら訪問してみたい

125号は坂多め

新古渡橋を経由して、霞ヶ浦到着!

まだ冬ではないので荷物もそれほど多くない

圧倒的な湖の面積

鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)。当時の日本軍が水上機の操縦訓練をしていた場所が一般公開されている。2023年7月から公開されたようだ

飛行場繋がりなのかラジコンで遊んでいる人もちらほら。楽しそう

霞ヶ浦サイクリングロードは終始青のマークがあり、道に迷うことなくスムーズに走れた

土曜で天気もいいのでロードバイクに乗っているサイクリスト達がたくさんいた。トレイン組んでて楽しそう。今回私達は時計回りで霞ヶ浦を周回したが、殆どのサイクリスト達は反時計回りだった。後で調べてみると(1)一般道に出る時、時計回りだと道路を渡る必要がある、(2)若干反時計回りの方が湖に近い 等の理由が見つかった。なるほど

霞ヶ浦の周りは鳥居が多い。農家、漁師が霞ヶ浦周辺に多く、豊作や水害について水神に祈ることが多かったためと考えられる(この考察に関する面白い論文を見つけた)。”霞ヶ浦流域には200以上の水神の石祠があると言われている”  水神信仰の強さが分かる

淡水魚: ハクレンの死骸。腐敗臭が強烈だった。なぜかイタチ?の死骸もあった。ハクレンは近年水温・水位の変化で霞ヶ浦では大量死が観測されている。サイクリングロードを走っていると結構この腐敗臭がした。至る所にハクレンの死骸があるということが分かる

野焼きをしている農家も多く見られた

霞ヶ浦総合公園。オランダ風車が綺麗

サイクリングロードから寿司屋に向かう途中、廃墟アパートらしき何かを見つけた。とても気になる。Google Mapでも情報がないため、ストリートビューリンクを記しておく。これについて誰か知っていたら教えてほしい

海鮮すしゆうき。サービスランチが500円で食べられる(安すぎる)

味噌汁、茶碗蒸し、もずくはセルフサービス。味噌汁には鮭が入っていて出汁が効いていた。茶碗蒸しは栗入っていて美味しい。あまり好きじゃなかったもずくも食べてみたら一番美味しかった。酢の酸味が抜群

私たちが頼んだのはにぎり10貫セットで900円。この量でこの価格は素晴らしい

サイクリング休憩所 りんりんポート土浦。シャワー(200円)もあるし至れり尽くせり。霞ヶ浦はサイクリストを呼ぶこむために色々な施策を行っていることがわかる

霞ヶ浦西部に広がる無限れんこん畑。間近で見ると蓮の葉っぱは巨大だ

れんこん畑でチルしている鳥たち。遠くにいても意外と人間との距離感を意識しているようで、自転車から降りて観察しようとすると逃げるそぶりを見せる

ランチの後は手作りパン パンプキンに立ち寄った

小さいお店ではあるが色々な種類のパンがあった。私とKantaはブルーベリーチーズとパンプキンパイをいただいた。中にまるごとブルーベリーが入っていて、クリームチーズとの相性が良かった

外の居心地のよいテーブルで食べていると、お店の人がアイスコーヒーをくれた!サイクリストにコーヒーをサービスしてくれる(?)とGoogle Mapのレビューに書いてあった。ありがとうございます

やはり鳥居が多い

かすみがうらライドクエスト

自転車レンタルやレストランがあったり、ここもサイクリストに優しい場所だ

今回一緒に来てくれたKantaの自転車。ママチャリ+シングルギアでロングライドに参加してくれた。体力おばけすぎる・・

霞ヶ浦大橋。霞ヶ浦は一周するのに140kmだが、この橋を経由することで50kmショートカットできる。また、霞ヶ浦一面を見渡すのにちょうどいい場所だった

霞ヶ浦大橋を経由してサイクリングロードに復帰

霞ヶ浦東部は南部、西部と比べてサイクリストは少なかった。一方で景色はとてもよかった。左は緑畑、右は青い湖。霞ヶ浦周辺の景色だったらここら辺が一番好きかもしれない

ここはサイクリングロードのすぐ横にあるひまわりという無人販売店

良心的な価格で補給食を販売している。ラスクや焼きそばパンが美味しそうだ。霞ヶ浦北部、東部あたりはサイクリングロードからすぐアクセス可能なコンビニが少ない。そのためこのようなサービスは非常に助かる

西日が霞ヶ浦に反射して美しい

自転車をスワップしてみる。ママチャリの剛性の問題かハンドルバーを握ると、途端に腕が震えた。これで190kmついてきてくれたKanta、一体どうやって・・

ベストショット

本日の目的地: あそう温泉白帆の湯近くに到着。ここから野営スポットを探す

羽黒山公園に訪れた。この公園は手入れがされていないのか雑草が生えまくっていた。おかげで訪問者が誰もいない。坂道に囲まれている場所で目立たないというのも訪問者が少ない理由だろうか

蚊に追い掛け回されつつもテント設営。今日のホテルが完成した。見晴らしが良い

夕食は和食・下島に訪れた

煮込みハンバーグ(880円)を注文。

とにかくデミグラスソースのコクがすごかった。ご飯とソースだけで食べられるぐらい(追加で半ライス注文してデミグラスソースと食べた)。ハンバーグは柔らかくジューシー。お米自体も炊き加減が丁度よくすごい美味しかった。とても1000円以下で食べられるクオリティだとは思えない・・

あまりに美味しかったのでKantaはラーメンを追加

地元の常連の方と少しだけ会話。気さくで楽しそうな雰囲気だった

あそう温泉白帆の湯。夜は530円で入浴できる。写真は撮り忘れたが露天風呂や2Fに食事処がある

温泉でゆっくりした後は本日のホテルにチェックイン

気温は13度を下回るぐらいだった。アルミブランケットと寝袋の中に入れるライナーで寝たが、夜中1時ぐらいに目が覚めた。寝袋を持ってくるべきだった。足先が冷えてあまり寝られず、縮こまっていた。朝の光が待ち遠しかった

早朝5:00。即コーヒーを入れて体を温めた。体を震わせながら夜が明けるのを待った後の熱々のコーヒーは格別だった

カフェインが効いているうちにサイクリングロードに復帰。朝はうろこ雲が美しい。うろこ雲は秋に見られることが多く、上空高い所に現れる。天気が下り坂(雨が降る前兆)のサインでもあり、実際にこの旅行の翌日は天候が傾き、雨となった

北利根橋に上がるための坂道。かなりの急斜面

橋を越え、ふらっと立ち寄ったお店。Kantaが見つけてくれた。水神屋食堂。名前の通り、霞ヶ浦周辺は水神信仰の影響が強いことが分かる

食事だけでなく、ボートもレンタルできるそうだ。壁には大魚を釣った人の写真や魚拓が飾られていた。朝五時(!)から営業しており、地元の漁師に愛されているレストランだ

焼肉定食(800円)を注文。Kantaはワカサギの天ぷら(750円)を頼んだ。豚肉のボリュームがすごく、味付けもしっかりしていた。ご飯によく合う!

サイクリングロードに復帰し、ラストスパート

開始地点のセブン-イレブン 稲敷古渡店。サイクリストで賑わっていた

後々計算してみると、これだけ楽しめても費用は3500円以内に収まった。やはり自転車キャンプは素晴らしい。ホテル代が掛からないメリットが大きい。最後まで読んでくれてありがとう。

Shori

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